近年増加傾向にある女性医師。医学部入学者に占める女性の割合は約3分の1となっているなど、近年の若年層の女性医師は著しい増加傾向にあります。でも、女性医師の男性との決定的な違いは、女性医師は妊娠・出産・子育てによって離職する割合が非常に高いこと。特に激務である勤務医の仕事を続けるのは、男性医師でもしんどいものです。勤務医を続けている女性医師は、キャリアアップのために女性としての人生をある程度犠牲にして職務に邁進せざるを得ない毎日の中で、心身ともに余裕がなくなることも多いのです。まして、大切なパートナーとめでたく巡り会えたとしても、結婚・出産・子育てを目前にすれば、今までどおりにキャリアを積むことは難しくなり、働き方の変更を余儀なくされてしまう女性医師。男性医師はモテ職で、その未婚率は非常に低いのですが、女性医師の未婚率はたいへん高いのが実情です。その現状はたいへん厳しく、常にストレスや不安と隣り合わせなのです。
女医さんと看護師さんの関係は基本的に「医師と看護師」なので、理性的に考えれば、患者様により良い医療を提供するために、協力しあう仲間であるわけですが…。やはり、医療現場という特殊なストレス環境の中の「女性同士」ということで、不思議な対立関係を生むことが有ります。女医さんが若くて綺麗だったり、ちょっと強気だったりすると、看護師と対立してしまったり、仕事の上での意地悪をされたりすることも。女医さんも看護師も双方若い場合は、友人感覚でざっくばらんなおつきあいができて仲良くなれることも多いのですが、女医さんが相当の年長者で看護師が若いと、ちょっとした緊張感が生まれ…女医さんが若くて看護師さんが大ベテランだと、看護師さんが女医さんを完全リード、なんていう構図もよくありますね。女子校の先輩後輩みたいな感じかもしれません。まだ、医療現場においては女医さんは少数派、看護師の大多数は女性である、ということから、お互いの距離感を模索しているのかもしれません。
医師というのは職業柄、患者様の治療に関して一番大きな責任を担うものですから、職務上の責任感とストレスは絶大です。もちろん、看護師だって重要な役割を担うストレスフルな職業ですから、こうした仕事上のストレスが、日ごろの余裕のない関係性を生み出してしまうのかもしれません。でも、お互いの仕事の厳しさ、女性としての生活の苦労を、よく理解し合える女医と看護師だからこそ、お互いフォローし合って、毎日の激務を乗り越えていけるパートナーになれるのです。激務による疲労や体調不良、家庭と仕事の両立の際にも、女同士だからこそ分かり合えるのです。いざというときには、助け合いの精神で切り抜けましょう。たいへんな仕事の中だからこそ、本当に分かり合える素晴らしい人間関係を築くことだってできるのです。
女性医師が活躍してる科 女性医師にとって、勤務がそれほどハードではなく、ライフイベントに左右されることなく続けやすい診療科って、なんでしょう?また、小児科・産婦人科などの女性にとって身近な科は、実際女性医師の間で人気があるのでしょうか?、女性医師が多く活躍する診療科目についてレポートしてみました。
女医&看護師がさらにお給料を上げるには? 女性医師や看護師が転職を考える理由には、ライフステージの変化、条件や職場環境への不満、自身のキャリアアップのためなどさまざまなものがあります。しかし、理想とする転職先を自分で探すのは容易ではありません。そこで、ここではより良い転職を叶えてくれる転職サイトを紹介します。専任のアドバイザーが、個々の希望に応じてオーダーメイド的にしっかりとした転職プランを組立て、良質な求人を提供しているので、詳しく見ていきましょう。